米主要500社の7-9月は「9.3%増益」と快調 バンカメを除外すれば2ケタ増益を達成
[31日 ロイター] - トムソン・ロイターの調査によると、米S&P総合500種指数採用企業の第3・四半期決算は、前年同期比9.3%の増益になる見通し。バンク・オブ・アメリカを除くと10.3%増益の見通し。
これまで500社中363社が第3・四半期の業績を発表。利益は76%の企業がアナリスト予想を上回った。これは長期平均の63%、過去4四半期平均の67%を上回る水準。
第3・四半期の売上高は58%の企業がアナリスト予想を上回った。これは長期的な平均である61%を下回り、過去4四半期平均の58%と同じ水準。
2014年第3・四半期の1株利益について悪化、もしくは市場見通しを下回る予測を示した企業は94社、改善・市場見通しを上回る予測を公表した企業は31社となった。これを割ったネガティブ/ポジティブレシオ(94/31)は3.0。
500社の今後4四半期(14年第4・四半期―15年第3・四半期)の予想株価収益率(PER)は15.7倍。
11月3日から始まる週は、85社が第3・四半期決算の発表を予定している。
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