日経平均は391円高、1万5000円回復

欧州株高受け、安心感広がる

 10月22日、東京株式市場で日経平均は大幅反発となった。前日の大幅安を受けた買い戻しの動きや、欧米株高を受けた安心感などを背景に堅調に推移。2013年10月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 22日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅反発となった。前日の大幅安を受けた買い戻しの動きや、欧米株高を受けた安心感などを背景に堅調に推移した。

前日比で390円超の値上がりとなり、2営業日ぶりに1万5000円を回復。東証1部に上場する銘柄の9割超が上昇する全面高の展開となった。

欧州中央銀行(ECB)が社債の買い入れを検討しているとのロイター報道を受けて欧米株が大幅に上昇した流れを引き継ぎ、東京市場は朝方から買いが先行。寄り付きで節目の1万5000円を回復した。後場に入り先物主導で買われ、戻りを試す展開となり、上値のめどとして意識されていた200日移動平均線(1万5092円21銭=22日)を上抜けた。

東証1部の売買代金は活況の目安となる2兆円を上回った。ただ、日中は特段の買い手掛かり材料はなく、伸び悩む場面もあった。内藤証券投資調査部長の田部井美彦氏は「後場に先物で仕掛け的な買いが入ったようだ。ある意味『空中戦』に近い動きが続いている」と指摘。現物の売買は盛り上がりに欠けるとの見方を示す一方で、決算発表の本格化を前に「日本のハイテク企業や輸出株については好業績を期待し物色する展開も見込める」と述べた。

個別銘柄ではCFSコーポレーション<8229.T>が大幅高。ウエルシアホールディングス<3141.T>が反発した。両社がイオンを交えた経営統合について検討していると伝わり、材料視された。半面、タカタ<7312.T>は朝高後に売りに押され前日終値と変わらずとなった。道路交通安全局(NHTSA)が21日、タカタ製エアバッグ問題で警告対象とする車を610万台に拡大すると発表したことで嫌気された。

東証1部騰落数は、値上がり1742銘柄に対し、値下がりが73銘柄、変わらずが18銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      15195.77 +391.49

寄り付き    15038.19

安値/高値   15001.43─15195.78

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1236.41 +31.05

寄り付き     1224.5

安値/高値    1222.42─1236.69

 

東証出来高(万株)213204

東証売買代金(億円) 20805.92

 

(長田善行)

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