地域主権の近未来図 増田寛也著

地域主権の近未来図 増田寛也著

「地域主権」とは民主党が使いだした言葉で、これまで用いられてきた地方分権と同義である。本書は、岩手県知事として地方の政治を担ってきた著者が、これからの地方分権のあり方を説く。

分権を進めるとは、権限やおカネを国から都道府県や市町村に移すこと。つまり、政治の決定権を身近な自治体が持つことでもある。優秀な医者を増やす、国際化の中で英語教育を充実させる、子育てしやすい環境をつくるなどでも、独自の政策が実行できるようになる。そうなれば、税金の使い道にも納得がいくに違いないという。

地域の政治を他人任せにせず、住民一人ひとりが自覚的になることが市民生活を豊かにする第一歩だとわかる。

朝日新書 735円

  

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチAD
憲法改正の争点<br>自衛隊の明記をめぐり論争始まる

「9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」と、安倍首相が5月3日に突如表明。2020年の新憲法施行を目標に自民党は動きだした。改憲は本当に必要か、論点を整理する。