コロナで「売れた」「売れなくなった」商品TOP30 ランキング最新版!ワクチン接種の影響は?

拡大
縮小

解熱鎮痛剤は高齢者のワクチン接種が進んだ6月に前年比150%を突破する場面があったが、接種が一段落した7月は120%台に落ち、やや沈静化したかに見える。

だが、7月末時点でのワクチン接種率は国民全体の34.5%。2度目の接種後の発熱対策需要が本格化する直前の時期と言っていい。

8月以降、感染者数の急増に伴う自宅療養者の急増、そしてワクチン接種の進展がダブルで効き、ドラッグストアの店頭ではアセトアミノフェンどころかイブプロフェンも含め、あらゆる解熱剤が姿を消した。さらに、せき止めや風邪薬ものきなみ欠品状態に陥っている。

医薬品は嵐の前の静けさ?

ここでせき止めと風邪薬の状況をご覧いただきたい。

7月19日週はせき止めが前年比97.4%、2年前比68.2%。風邪薬は前年比88.9%、2年前比69.7%である。これが8月に入ってどうなるか、次回8月分の調査結果を待ちたい。

次ページ「売れた商品」ランキング
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT