どんな部下にも「信頼される上司」の2つの条件 「存在そのものを認める」が信頼構築の第一歩

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『マンガでよくわかる 教える技術2 チームリーダー編』より  
バラバラのチームをまとめたい、チームを活性化させたい、チームリーダーの悩みは尽きないもの。“やる気や根性”ではなく「行動」に着目する「行動科学マネジメント」の第一人者である石田淳氏は、まずチームビルディングに大切なのは、「“部下からの信頼”をいかにして獲得するか」だと言います。『マンガでよくわかる 教える技術2 チームリーダー編』より、一部抜粋します。

信頼されるリーダーになるために

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国内外に支店を持つカジュアル衣料品店「ナチュレル」の本社・マーチャンダイジング部門で課長をつとめている糸数和彩。

自らのマネジメント能力に自信を失いかけていた和彩さんですが、とある人物に教えてもらった「成果の上がるチームにしたければ、メンバーの8割を占める“ごく普通の社員”の「Have to ~」を「Want to ~」に変えればよい」というアドバイスに希望の光を見いだし、思いきって「行動科学マネジメント」を実践してみることにしましたが……。

この記事の漫画を読む(17ページ)
石田 淳 社団法人行動科学マネジメント研究所所長

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いしだ じゅん / Jun Ishida

株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高責任者
社団法人行動科学マネジメント研究所所長。(株)ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高責任者。アメリカ行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本の行動科学(分析)マネジメントの第一人者。

アメリカのビジネス界で絶大な成果を上げる人間の行動を科学的に分析する行動分析学、行動心理学を学び、帰国後、日本人に適したものに独自の手法でアレンジし「行動科学マネジメント」として展開させる。

精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法は、短期間で8割の「できない人」を「できる人」に変えると企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。現在は、日本全国の人材育成、組織活性化に悩む企業のコンサルティングをはじめ、セミナーや社内研修なども行い、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。日経BP「課長塾」の講師でもある。

主な著書に累計部数40万部のベストセラーとなった『教える技術』『〈チーム編〉教える技術』『マンガでよくわかる 教える技術』『マンガでよくわかる 教える技術2<チームリーダー編>』、大判の『〈図解〉教える技術』(すべて小社)ほか多数ある。趣味はマラソンとトライアスロン。

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