第2回 そうはいっても正社員は魅力的

前回に引き続き、「正社員になれるのだったら、ブラック企業でも勤めるべきですか?」「無理して正社員目指して就活しなくてもいいんじゃないですか?」という質問に答えていきましょう。

質問3 正社員になれるのだったら、ブラック企業でも勤めるべきですか?

これも難しい質問です。

もちろん、心身ともに破壊されてしまうまで働かされるような企業にしがみつく必要はありません。また、違法な働かせ方を平気でするような企業もだめです。

ブラック企業、ホワイト企業を見分けるには、『就職四季報』(東洋経済新報社)が参考になると思います。例えば、3年後離職率や有給消化の状況などの指標も掲載されています。また、今野晴貴さんの書いた『ブラック企業』(文春新書)も参考になります。

しかし、一方で、仕事がきついという理由だけで、「ブラック企業」と見なされてしまう企業もあるようです。そういう会社まですべて「ブラック企業」だ、と決めつけて、避けようとしてしまうのも問題です。

きつい仕事でも、あるいはブラック企業とされた企業でも、いきいきと働いている人もいます。自分がやりたいことであれば、多少つらいことでも我慢してやってしまうこともあるでしょう。

世評で言われている「ブラック企業」だから行きたくない、考慮にも入れない、ということではなく、本当にそこには自分のやりたいことがあるのか、「やりがい」があるのかをみきわめて判断したほうがいいと思います(もちろんそれがとても難しいのですが……)。

次ページ質問4 無理して正社員目指して就活しなくてもいいんじゃないですか?
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
地震と原発災害<br>原発最後の選択

四国・伊方原発、北海道・泊原発の地震対策に学者から異議が相次ぐ。地震の揺れの過小評価や活断層の見落としだ。電力会社任せの対策は疑念がぬぐえない。検証方法の確立が待たれる。