第2回 ポジティブドリームパーソンズ社長・杉元崇将 志の醸成

幼少時代に学んだ「徹底」の大切さ

起業家杉元のビジネスに関する原体験は、子供の頃まで遡る。父方の実家は酒蔵を、母方の実家はビジネスホテルを経営していた。田舎に帰る度に、経営者の祖父母の背中やその周りに集まる人の活気を見続け、その雰囲気に心地よさを感じていたのである。

杉元は小学生時代、リトルリーグで野球に打ち込んでいた。エースで6番。自からが中心選手であるという強い自覚がある中、6年生秋の最後の大会で、杉元はピッチャーから外されたのである。調子の善し悪しが大きすぎたのだ。ライトの守備で守りながら、ピッチャーマウンド以外の場所から野球を見て、「負ける」とはこういうことなんだと初めて感じたという。
 この経験はその後の杉元の「勝負には負けたくない」、「やり始めたことはつきつめたい」という起業家杉元の原点となっている。

▼田久保の視点
自分の大切にしている価値観の元になる原体験を意識し、それをポジティブな言葉で語れるようになれば、そのこと自体が自らを元気づける、モチベーションを保つ原動力の一つになるはずだ。

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