東洋経済オンラインとは
ビジネス #スタートアップのビジネスモデル

人気沸騰のじげん、利益率5割超えの秘密 バーティカルメディアというドル箱事業

5分で読める
2/3 PAGES

特定ジャンルにおいて各サイトの情報を集約したビジネスモデルをアグリゲーションとも呼ぶが、このモデルではオールクーポンジャパンがそれに当たる。これは、Grouponなど割引クーポンサイトが乱立した際に登場したサービスで、「クーポン」と検索すると1位にポンパレ、2位にオールクーポンジャパンが登場する。各サイトの情報を集約することでページ数も増え、アグリゲーションサイトはSEO上の効果も期待できると言われている。

各サイトへの送客課金で収益化

各サイトから情報提供を受けた各ジャンルのまとめメディア的な役割といえる、じげんの〇〇EXシリーズ。外側から見るとリクナビNEXTなどの大手転職サイトと同じビジネスモデルに見えるが、中身はまったく異なる。

リクナビNEXTなどは企業からの広告掲載費で成り立っている。その一方、転職EXはリクナビNEXTのようなメディアにユーザーを送客し、1ユーザーを送客していくらというモデルが主流である。転職サイトであれば、応募や問い合わせで課金というモデルだ(参考:じげんHP)。 

リクナビNEXTのようなビジネスモデルは広告代理店なども活用し、営業マンの必要性が高いモデルだ。一方で転職EXはリクナビNEXTなどと提携して情報を流してもらい、ユーザーを各サイトに送客できれば収益が立つモデルである。営業が必要となるのは各サイトとの提携時くらいであり、サイト上で集客さえできれば営業マンを抱えない分、既存の転職サイトよりも利益率が上がりやすい。サイト上の集客はほぼSEO技術で決まるともいえ、SEOに自信があれば高い収益性を期待できるビジネスモデルだ。

「求人情報や住まい情報などのデータベースを保持することで、ロングテールのキーワードでの集客を行えていることが強みのひとつ。SEO・SEMなどのマーケティングや、サイト内のUI・UX改善できるスピードが当社の最大の強みだ」(じげん担当者)。

次ページが続きます:
【売り上げはどこまで伸びるか】

3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象