ブーム再び?“工場萌え”の秘密兵器が登場

これからの工場見学はiPhoneで気軽に

アプリで製鉄所を見学すると、こんな画面が見られる

夜闇の工場を煌々と照らし出すメタルランプの数々。鉄錆で真っ赤になった製鉄所は24時間、止まることなく鉄を生み出し続ける。工場の中では生産工程から少し離れた見学通路に立っていても、お互いの声が聞き取れないぐらいの騒音だ。真っ赤に熱せられた鋼片が目の前を通り過ぎる瞬間、熱風が顔を撫でる――。

製鉄所をはじめとした工場の内部は日常の生活ではなかなかお目にかかる機会がない。せいぜい雑誌のグラビアか書籍で眺める程度だ。

そんな少し遠い世界を身近にするアプリが登場した。ブームの火付け役となった『工場萌え』を2007年に出版した東京書籍は11月28日、バーチャル工場見学アプリ「まるごと工場見学」を発売した。iPhoneやiPad向けで、ダウンロードは無料(一部のコンテンツは有料)となっている。

360度、好みの角度から見学可能

日本有数の規模を誇るJFEスチールの東日本製鉄所のほか、日本航空(JAL)の飛行機メインテナンスセンター、松徳硝子のガラス器製造工場の内部をバーチャルに見学することができる。通常の静止画像や動画、現場音に加えて、端末を動かせば、ジャイロスコープ機能によって360度、さまざまな角度から工場内を見ることが可能だ。

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