底なしのメニュー偽装、問題の本質は何か

一連の表示偽装から浮き彫りとなった3パターン

阪急阪神ホテルズから始まったメニュー表示偽装の連鎖が続いている。

10月下旬以降に明らかになっただけで、ホテルではホテルオークラや藤田観光などの名門グループが名を連ね、百貨店でも、高島屋を皮切りに三越伊勢丹、大丸松坂屋百貨店、そごう・西武の大手4社が相次ぎ公表した。ただし、そのほとんどが「偽装」とは認めていない。あくまでも「誤表示」との主張だ。

「消費者の信頼を回復するため、政府を挙げて迅速に対応する」(森雅子・消費者担当相)。景品表示法で禁じられている優良誤認(実際よりも、すごくよいものと誤解させる表示)まがいの問題が蔓延していることに危機感を持った消費者庁は、ガイドライン策定に動き出した。

だが、そもそもメニュー表示偽装は、最近になって急に表面化したものではない。長期にわたって横行しており、これまでも散発的に表面化していた。

たとえば、リゾートトラストでは昨年3月、表示偽装が表面化。自主調査の結果、18の施設での誤表示が明らかになっている。

次ページ厳しい競争環境
関連記事
Topic Board トピックボードAD
人気連載
Trend Library トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチAD
芸人・アナウンサーに学ぶ<br>最強のコミュ力

お笑い芸人にして芥川賞作家・又吉直樹の「伝わる」文章の極意。ベストセラー「話し方の教科書」をもつアナウンサー・魚住りえの「聞き方」講座。コミュニケーション技術を達人に学ぼう。