ホンダ「N-VAN」、19年ぶり新型軽バンの衝撃 助手席まで収納できる大空間は斬新だ

✎ 1〜 ✎ 15 ✎ 16 ✎ 17 ✎ 最新
拡大
縮小

ホンダはN-VANの発表・発売日や価格のほか、詳しい諸元は現段階で明らかにしていないが、グレードはベーシックなデザインの「G」「L」、丸目スタイルの「+STYLE FUN」、フロントのメッキグリルが特徴の「+STYLE COOL」が用意されることがわかっている。「+STYLE COOL」は、「G」「L」「+STYLE FUN」よりもやや背が低いロールーフとなる。

エンジンは自然吸気(NA)とターボ(過給器付き)の2タイプ。各グレードには前輪駆動(FF)と4WD(4輪駆動)が用意されるが、ターボが設定されるのは「+STYLE FUN」と「+STYLE COOL」だけだ。ターボ車はCVT(無段変速機)のみで、それ以外は6速MT(マニュアルトランスミッション)とCVTから選べる。

GとLのボディカラーは「ルナホワイトⅡ」「ルナシルバーメタリック」といったベーシックな2色のみ。「+STYLE FUN」と「+STYLE COOL」はそれぞれ7色をそろえる。イエローやピンク、ブルー、パープル、ブラックなどの個性的なカラーもある。

安全面は?

「ホンダセンシング」が標準装備される(写真:ホンダ)

基本的にはどのグレードにも、衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能、路外逸脱抑制機能などを備えた、ホンダの安全運転支援システムである「ホンダセンシング」が標準装備されるが、一部は装備しない仕様も選べるようだ。

ホンダの軽乗用車「N-BOX」は2017年度に約22.3万台を売り、軽自動車ナンバーワン車種に輝いた。大人4人でも十分に乗れる室内の広さや走行性能の高さなどを武器に、昨年9月に2代目へ移行してからも、好調な販売が続いている。N-VANには2代目N-BOXで培ったノウハウが詰めこまれているはずだ。

次ページ判明している情報を分析すると…
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT