メルカリで抜群に売れる商品の写真撮影テク 大事なのはちょっとした知識の積み重ねだ

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商品撮影でまず欠かせないのが、「明るさ」です。商品に質感や立体感を出し、写真がのっぺりしてしまうのを防ぎます。

ここで注意したいのが、室内は屋外と比べると光が足りないため、私たちが思っている以上にカメラにとっては暗い状況ということ。そのため、暗く写ってしまうことが多いです。

どんなに素敵な商品でも、写真が暗いと台無しですよね。そこで救世主となるのが、「レフ板」というアイテムです。

よくモデルさんの撮影で、スタッフさんが大きな円盤のようなものをあてているあれです。

レフ板は光を反射させて、被写体に光をあてる役割をします。特に逆光での撮影だと影になりやすいのですが、影になってしまい暗くなっている箇所にも、レフ板で光をあててあげることで、影を薄くし、商品を明るく写すことができます。

(出所)『カメラはじめます!』(サンクチュアリ出版)

身近にあるもので代用が可能

「でもレフ板って高いんでしょ?」と思う方もご安心を。実は身近にあるものでも、簡単に代用することができます。

たとえば自宅にあって手軽なものに、アルミホイルが挙げられます。作り方はとっても簡単。撮りたい被写体のサイズに合う量を出して、ぐしゃぐしゃに丸め、広げるだけ!

たとえばアロマ瓶を撮りたい場合、アルミホイルをレフ板にしただけで、こんなに写りが変わります。

(出所)『カメラはじめます!』(サンクチュアリ出版)
(出所)『カメラはじめます!』(サンクチュアリ出版)
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