小室さんの「不倫叩き」をする人たちの脳の中 実は「人間の脳の仕組み」がそうさせている
タレントの不倫報道が後を絶ちません。記憶に新しいところでは、斉藤由貴さん、小室哲哉さんらがワイドショーを賑わせました。
タレントや有名人の不倫報道が出ると、バッシングを受けるのが世の常ですが、最近では特に大きなバッシングを受けたのが、ベッキーさんです。おそらく、それまで非常に好感度が高く、いわば「いい子代表」として認知されていたベッキーさんだったからこそ、人々に与えたショックが大きかったのでしょう。
ホルモンの受容体を調べれば浮気性かどうかがわかる
オーストラリアの大学で行われた研究によると、「アルギニン・バソプレシン・レセプター(AVPR)」というホルモンの受容体を調べることで、どうやら、浮気性かどうかといったことも、ある程度まではわかるようです。
AVPRのある型を持っていると、男女ともに長期的な人間関係を結ぶのが難しく、パートナーに対して不満度を高め、不親切な振る舞いをすることがわかりました。
この型は、AVPR遺伝子のうちの塩基の1つが置き換えられています。そのため、アルギニン・バソプレシンのシグナルが入りにくくなり、親切心などが生まれにくくなるのだと考えられています。
要するに結婚生活、共同生活にあまり向いていないタイプと言えるかもしれません。実際に、この型を持つ男性では未婚率・離婚率が高く、このタイプのAVPR遺伝子は「離婚遺伝子」(女性の場合、離婚よりもパートナー以外の男性との関係が増えることから「不倫遺伝子」)などと呼ばれています。
もちろん、人間の行動は遺伝子だけで100%決まるわけではありませんし、育った環境などにも大きく左右されます。その遺伝子を持っているからといって、必ずしもその人が離婚、不倫する、あるいは婚姻できないというわけではありませんので、その点はご理解ください。
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