「僕もう営業辞めたい」禅僧からの2つの答え 営業マンの悩みを、直哉さんに相談してみた

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若手営業マンの悩みを南直哉さんにぶつけてみた(写真 : プラナ / PIXTA)
「希望してなかったのに営業に配属されて、もう辞めたい」「売っている商品に自信が持てない」……。営業としても、ビジネスパーソンとしても、まだまだ自信が持てない若手は多いはず。上司や同僚には相談しにくい、「営業type」読者から寄せられた“心のモヤモヤ”を、元会社員であり現在は恐山の禅僧として活躍する南直哉さんにぶつけてみた。日々さまざまな人の心を救ってきた直哉さんの一言が、若手営業マンの悩みの突破口となるかもしれない。

自分の人生のテーマを決めてみましょう

【お悩み1】望んでいないのに営業配属になってしまいました。広報や企画など、花形の仕事がしたいですが、異動の可能性は薄いです。花形の仕事は経験者募集が多いので、転職も難しいですし、せっかく入った有名企業を辞めたら親や周りが悲しむと思って辞められません。このモヤモヤした気持ちをどこに向けたらいいでしょうか?(27歳/人材系)
本記事は営業type(運営:キャリアデザインセンター)の提供記事です

ご本人はつらいかもしれませんが、この場合は冷静に考えて、取るべき道は2つに1つ。有名企業というブランドにこだわるか、やりたい仕事にこだわるかです。ブランドにこだわるなら、この会社で頑張りながら、希望の部署への異動を待つだけですし、仕事にこだわるなら、広報や企画の仕事を探して、地道に転職活動に励むしかありません。

でもあなたの場合、相談とは言いながら、もう答えは出ているのではないでしょうか。自ら「転職も難しい」「せっかく入った有名企業」などと言っているくらいですから、どうやら会社を辞めるつもりはなさそうです。そうであれば、まずは頑張って営業成績を上げるしかない。皆に認められる存在になって、発言力が高まれば、希望の仕事にも近づけるでしょう。少しクールダウンして、コーヒーでも飲みながらしばらく考えてみれば、答えは明らかです。

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