自転車のあさひ、大阪心斎橋に実験店

大量出店一服後に向け深謀遠慮

あさひが大阪・北堀江に開業した「C.B.ASAHI KITAHORIE DEPT.」

大規模自転車専門店を直営中心に運営するあさひが、新たな“実験”に乗り出している。そのひとつが、この6月に大阪・心斎橋界隈にオープンした「C.B.ASAHI KITAHORIE DEPT.」(大阪市西区北堀江)だ。

街の自転車屋さんから大変身

従来からあさひが展開してきた店舗は「郊外型」が中心で、比較的店構えも大きく、展示車もできるだけ多く展示するというスタイルだった。

ところが、今回、北堀江に出店した店舗は、1階には都心部で人気の高い、デザインにも凝った折り畳み自転車や小径自転車を中心に展示。2階にはスポーツ車を中心に、電動アシスト車などをそろえる。これまでの“街の自転車屋さん”のイメージから“カジュアルなシティバイク屋さん”へと変貌を遂げた格好だ。

大阪市堀江のあたりでは、アウトドア系ブランドの路面店が急激に増えてきており、小径の街乗り自転車だけでなく、スポーツ車の品ぞろえも充実している同店舗との相性はよさそうだ。

店名は従来の「サイクルベースあさひ」の延長上にあるといいながら、あさひのブランドカラーである青と赤とは二つの丸印に濃縮。一方で白地に黒字の「C.B.ASAHI」に、地名である「KITAHORIE DEPT」を加え、従来店舗との違いを鮮明に打ち出している。

これまで300店舗以上で使われてきた青地に白の「ASAHI さいくるベース あさひ」のロゴとは、まったくイメージが異なる。実際、同社幹部に「せめて『あさひ』のイメージがもう少し残って欲しかった」と言わしめるほど。

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