「勉強しなさい!」が不要な子の"家庭内習慣"

まずは親がネガティブ感情を取り払おう

単に「勉強しなさい」という言葉を発しないようにしても、必ず勉強するようになるとは限りません(写真:しげぱぱ / PIXTA)

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親から勉強しなさいと言われたら、子どもは、反発してしまうとよくいわれます。私もそう思い、何も言わずに様子を見ていたら、子どもはますますゲームやスマホの時間が増え、勉強しなくなりました。それでも、勉強しなさいと言わず放っておいたほうがよいのでしょうか。本当にどうすればいいか悩んでいます。中学2年生の男の子です。よろしくお願いいたします。
(仮名:山村さん)

「勉強しなさい!」と言っちゃダメ?

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世の中ではよくこう言われています。

「『勉強しなさい!』と言わないようにしてください」

私も、30年前から同様のことを語ってきました。事実、勉強ができる子は、家庭内でほとんど勉強しなさいと言われたことがないケースが少なくないのです。しかし、そのような話を聞くと、「それは、勉強をする子だから、勉強しなさいという必要がないのだ」と思われるかもしれません。確かに、そうした面もあるでしょう。世の中にはさまざまなタイプの子がいますから。しかし、次のような場合はどう考えたらよいでしょうか。

「今まで勉強しなさいと言ってきたママさんに、それを言うのをやめてもらったら、子どもが勉強するようになった」

これまで3500人以上の保護者とお会いしてきた中で、このようなケースがたくさんあったのです。つまり、勉強しなさいという言葉をやめたことで子どもが勉強するようになったケースも多数、確かにあるのです。

これは何も筆者だけの経験ではなく、教育に携わっている人の書籍を読むと、同じようなことが書いてあります。実際、世の中では、「『勉強しなさい!』と言わないようにしてください」ということはよく言われます。

しかし、実は、単純に「勉強しなさい」という言葉を発しないようにしても、必ず勉強するようになるとは限りません。その理由として、重大なあることが隠されており、その点については一般に語られないため、山村さんのように何かしっくりとこないということになるのですね。

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