都議選は自民が歴史的大敗、国政に影響必至

自民党は現有57議席から23議席と半数以下に

 7月2日、東京都議会議員選挙は投開票が行われ、小池百合子知事が率いる「都民ファーストの会」が現有6議席から49議席へと大幅に躍進し、推薦した候補や公明党などと合わせ、小池知事の支持勢力が議会の過半数を占めることになった。写真は街頭演説する小池知事。都内で5月28日撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 3日 ロイター] - 東京都議会議員選挙は2日、投開票が行われ、小池百合子知事が率いる「都民ファーストの会」が現有6議席から49議席へと大幅に躍進し、推薦した候補や公明党などと合わせ、小池知事の支持勢力が議会の過半数を占めることになった。自民党は現有57議席から23議席と半数以下に落ち込む歴史的な敗北を喫した。

自民党が想定を超える大惨敗となったことで、安倍晋三首相の今後の政局運営に対し、野党からだけでなく、自民党内からも批判が出ることが予想され、一部では政局の流動化を指摘する声も出ている。

都民ファーストは50人が立候補し49人当選

NHKによると、都民ファーストの会が49議席、自民党が23議席、公明党が23議席、共産党が19議席、民進党が5議席、日本維新の会が1議席、東京・生活者ネットワークが1議席、無所属(都民ファースト推薦)が6議席。

都民ファーストの会は、50人が立候補し、49人が当選し、第1党に躍り出た。

自民党は選挙前の57議席から23議席へと半数以下の大惨敗。都議会議長や都議会幹事長、同政調会長ら幹部が軒並み落選した。

公明党は立候補した23人が全員当選。共産党は現有17議席を上回る19議席を獲得した。

小池都知事は、圧勝となった結果を受け「望外の結果に驚いている。責任の重さを痛感する」と感想を表明、新たに選ばれた都民ファーストの議員が「議会そのものを大きく質的に変えていくと期待する」と述べた。

一方、自民党幹事長代行(都連会長)の下村博文氏は「予想以上に厳しい結果。謙虚に受け止めたい。責任は十分に感じている」と語った。都民が厳しい審判を下したことはしっかり反省し、今後の国政運営にどのように努力していくのかが問われるとの見解を示した。

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