ベルギー王室がバーガーキングに抗議のワケ 国王イラストを広告に使用

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 5月29日、ファストフードチェーンの米バーガーキングが、ベルギーでの広告にフィリップ国王のイラストを使ったとして、王室から抗議を受けた。2016年10月撮影(2017年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[ブリュッセル 29日 ロイター] - ファストフードチェーンの米バーガーキングが、ベルギーでの広告にフィリップ国王のイラストを使ったとして、王室から抗議を受けた。

この「いたずら」広告は、同社を象徴するハンバーガーのイラストと国王のイラストを載せ、「2人のキング。王冠は1つだけ。統治すべきなのはどちらか」と閲覧者に投票を求めるもの。国王をクリックしても、「本気ですか。国王はフライドポテトを料理してはくれませんよ」などと立て続けにメッセージが表示され、バーガーキングへ投票するよう仕向けられる。

王室のデュボワ報道官はロイターに対し「バーガーキングには、宣伝活動に国王の肖像を使用することに対し不満の意を表明した」と説明。王族の肖像を商業目的で使用することはできないと述べた。バーガーキング側は、広告を修正するかどうか検討中だという。

ベルギーでは1950年に、フィリップ国王の祖父にあたる当時のレオポルド3世のナチス統治時代の役割を踏まえ、復帰の是非を問う本物の国民投票が実施されたことがある。レオポルド3世は復帰後、国民からの反対に遭い、息子(後のボードゥアン1世。フィリップ国王の伯父)への譲位を余儀なくされた。

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