「週間天気予報」の的中率は75%程度だった

ゴールデンウイークの天気はどうなる?

屋外で過ごす予定があるとき、お天気はやはり気になります(写真:Graphs / PIXTA)

新緑がまぶしい季節です。すがすがしい陽気のもと、ついお出掛けしたくなる季節になりますよね。この連休に、テーマパークやバーベキュー、ピクニック、アウトドアスポーツなどの予定を入れている人も多いのではないでしょうか。でも、屋外で過ごす予定があると気になるのが、天気です。私自身も、ついつい週間天気予報とにらめっこしながら、「週末は晴れますように……」と空に念力を送ってしまいます。

しかし、週間天気予報の先のほうの予報は、あまり当てになりませんよね? 月曜日に週間天気予報を見て、土曜日の天気が晴れだと思って安心していたら、週末に近づくにつれて土曜日の天気が悪くなり、結局、土曜日は前日の予報どおりに雨が降ってしまった、という経験をした人は、決して珍しくはないはずです。

長期予報が難しいワケ

でも、先のほうの予報は当たりにくいのは、天気予報の性質上、仕方がないことなのです。天気予報は、数値予報というコンピュータで計算された値を基にして作られています。この数値予報には「長期間の予報が苦手」という性質があります。これにはいくつか理由があります。

まず、数値予報の計算は、地球を格子状に区切って行います。格子の間隔は1~20kmですが、その格子で区切られた区間がすべて平坦な地形で、同じ気温や風の吹き方のはずがありません。かといって、格子の間隔を細かくしすぎると、計算が膨大な量になって結果が出るのが遅くなり、実用的ではなくなります。このため、どうしても現実よりも粗い計算結果にならざるをえないのです。

また、大気の振る舞いというのは非常に複雑で、コンピュータでの計算では断定的に予測しにくい性質があります。さらに、コンピュータで計算を始めるために必要な初期値の基になるのは観測値なのですが、その観測値の数も、大気の状態を完全に把握するために十分とはいいがたいです。

こうした理由から、数値予報ではたとえ初期値がほんの少しだけ違ったとしても、時間の経過ごとに計算結果に大きな隔たりが出てしまう傾向にあります。このため、先の予報になるほど、当たりにくくなるのです。

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