好感度が高い企業・ブランド「トップ200」

最新調査でセブンが2連覇、ダイソン躍進

1位のセブン-イレブンには日本人の約4割が好感を持っている(撮影:今井 康一)

日常生活を送る中で見聞き、あるいは触れる商品やサービス。それを提供している企業やブランドについて「好感を持っている」という視点で考えたことはあるだろうか。

東洋経済オンラインはJNNデータバンクと協力して、日本人が好感を持っている企業・ブランドのランキングを作成した。昨年にも同様のランキングを公開しているが、データを更新した最新版となる。

今回は「第73回JNNデータバンク定例全国調査」(2016年11月実施)のデータから一部を抜粋。これはTBSテレビをキー局とする全国28社のテレビ局(JNN系列)が1971年から毎年、共同で行っているライフスタイル調査だ。留置法という調査方法を用いている。

調査対象は13~69歳の男女で、今回は約7400人。今回のランキングは日本人になじみのある企業・ブランドについて、「好感を持っている」と回答した割合を「好感度」として上位200企業・ブランドを並べた。男女別の好感度や前回調査との比較なども併載した。

トヨタも前回と同じく2位、無印良品が3位に躍進

前回に続き、総合1位はセブン-イレブン。調査対象者の39.5%(前回から2.3ポイント増)が「好感を持っている」と回答し、堂々の連覇となった。2位も昨年同様でトヨタ自動車の34.5%(同1.1ポイント減)、3位は前回5位からランクアップした無印良品。好感度は30.9%(同2.0ポイント増)だった。

上位の顔ぶれに大きな変化はないなか、特筆すべきは18位に入ったダイソンだ。前回の125位(好感度10.2%)から18位(同22.6%)へと大きく飛躍し、これはポイントの前年比較でも1位となる。ダイソンといえば掃除機の認知度が高いが、2016年に発売した加湿器が大きく好感度を上げた要因と見られる。

旭化成も前回の247位(同4.1%)から今回は124位(同10.4%)と大きくランキングを上げた。ただし、前回調査の際は杭打ち工事の施工データ偽装問題が社会問題化していた時期で、むしろ前回調査で大きく好感度を下げていた反動といえるだろう。

また、今回の調査では「どのような視点で企業を評価するのか」という好感度の”モノサシ”についても聞いている。最も重要視されたのは「時代の変化に対応する力がある」(45.8%)で、以下「社員がいきいき働いている」(41.1%)、「高品質な商品・サービスを提供している」(40.3%)、「お客様の苦情に誠実に対応する」(36.3%)、「高い先端技術を持っている」(31.9%)と続き、働き方や顧客重視の姿勢が評価されている。

一方で、「高い売上、利益を確保している」(12.4%)、「世界規模で事業を展開している」(8.8%)、「幅広い事業領域がある」(3.7%)といった重厚長大な企業イメージはさほど重視されていない。このように企業評価のモノサシも世相に合わせて変化することを考えると、まさに「時代の変化に対応する力」が求められそうだ。

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