「王様のブランチ」リポーターが好かれるワケ 「初対面が苦手」はこうするとうまくいく
出会いと別れの季節がやってきました。新しい職場や部署など新たな環境に飛び込んだり、新規の人間関係が始まる人も多いでしょう。
初対面の相手とのコミュニケーションは緊張するもの。しかし、「そんな初対面こそ、相手とのいい関係性を構築する最高の場面だ」というのが、テレビやラジオなどのメディアで活躍する鈴木あきえさんです。TBS系列の番組「王様のブランチ」では唯一、10年以上にわたってリポーターを務め、どんなゲストが相手でも抜群のトークセンスで場を盛り上げています。
多くのゲストから「また共演したい」と言われる彼女も、もともとは人見知りで引っ込み思案だったそう。そんな彼女が近著『誰とでも3分でうちとける ほんの少しのコツ』にもまとめた、初対面でも驚くほど打ち解けることができる“ほんのちょっとのコツ”を教えてくれました。
初対面の場面では、相手も緊張している
私のことを「ハッピ姿のリポーター」として知ってくださっている方も、初めてお目にかかる方も、こんにちは! 鈴木あきえです。
これまで、お仕事をとおして「大御所」と呼ばれる俳優さんやタレントさんなど、実にたくさんのゲストとお会いしてきました。いまでは「会話上手」などとうれしい言葉をいただくこともある私ですが、ここに至るまでは数えきれないくらいの失敗を繰り返してきました。
もちろんいまでも失敗と反省ばかりの修業中の身ですが、トライ&エラーを繰り返し、たくさんの方にご指導いただく中で、私なりに気がついたコミュニケーションのコツのようなものがあります。それをお伝えできればと思います。
コミュニケーションの中でも、特に難しく感じるのが、初対面の人との会話ではないでしょうか。私も、リポーターをはじめたばかりのころは、初めてお会いするゲストとなかなかうまく打ち解けることができませんでした。
でもあるとき、ふと気づいたのです。私が「初めて会う人と話すのは緊張するな」と思っているのなら、相手もそう感じている可能性が高いんじゃないかな、と。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
ログインはこちら