トランプ演説にソフトバンクが登場したワケ

インテル、ウォルマートよりも重視?

議会演説では場を和ますユーモアも(写真:REUTERS/Jim Lo Scalzo)

2月28日夜のアメリカ合衆国議会議事堂の上下両院合同会議。そこでドナルド・トランプ大統領が初めて行った施政方針演説の冒頭、いきなり笑いを誘った。居並ぶお歴々の前で、「議長、副大統領、議員の皆さん」と呼びかけるのは恒例として、そのあとに「合衆国のファーストレディ」とメラニア夫人に呼びかけたのだ。そのユーモアのセンスに議場は和んだ。

大統領演説にふさわしい名調子

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雰囲気を和ますユーモアから始まった演説は、1月20日の就任演説や2月16日の初めての単独記者会見のような破天荒な“トランプ流”とは打って変わって、極めてまともだった。アメリカの大統領演説にふさわしい格調高いものだった。

「真実、自由、正義のたいまつを、アメリカは世代ごとに途切れることなくつないできた。そのたいまつは、いま私たちの手中にあり、世界を照らすために使う」とか、「いままさにアメリカの偉大さの新たな章が始まる」など、大統領演説にふさわしい名調子に対してスタンディングオベージョンが何度も起こった。

その評価については、トランプ大統領とは敵対関係にあると彼から名指しされているメディアのCNNの世論調査でさえ、好印象が78%という高さだった。マイク・ペンス副大統領(上院議長)と並んで、満面の笑みで演説中のトランプ大統領の背中に向かって大きな拍手を送ったポール・ライアン下院議長は、今回のトランプ演説を「ホームラン」と讃えた。

「合衆国のファーストレディ」のような笑いは誘わなかったが、メディアにとっては皮肉なユーモアともいうべき言い回しがあった。それはメディアに対して攻撃的な表現が影をひそめ、アメリカ大統領らしさが戻った演説調の中での表現だっただけに、なおさら印象に残った。

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