天才騎手と人気アナ夫婦が向き合う覚悟 命がけで戦い続ける夫を妻は献身的に支える
夫の支えは、妻の献身的な手料理!
2016年8月。翠さんがいたのは、京都の自宅ではなく、北海道札幌市。毎年夏の1カ月間、夫の福永騎手は札幌競馬場で戦う。その遠征先に、翠さんは夫を支えるべく2歳の長女を連れ、共に生活していた。
多くの騎手が単身赴任をする中、翠さんが必ず夫についていくのは徹底的な体重管理のためである。レースによって、馬に乗る騎手の体重は決められており、時には3キロ以上の減量を強いられることも。実際、その厳しさを理由に引退を決める騎手もいるほどだ。そんな戦う夫の生命線ともいえる体重管理を、翠さんは一手に担っている。
そんな遠征先でのある日の生活を追ってみた。
午前4時半、一足先に起きた翠さんが、キッチンで1日の食事の仕込みを始める。15分後、福永騎手が起床。馬の調教のため、食事は摂らず、午前5時には競馬場へ。夫が出て行ったあと、翠さんは再び食事の準備を始めた。徹底した体重管理のため、欠かせないのが、万能酵母液。体の代謝を上げ、ダイエットや美容にも良いといわれる、今、注目の酵母液を翠さんは料理に使う。
より生きた酵母を体に摂り入れるため、翠さんはこれを玄米から毎日手作りする。玄米20グラムに、黒糖と塩を加え、200ccの水で浸したペットボトルを、お風呂の浴槽へ。37度前後のお湯で、玄米を発酵させるのだという。
午前9時、福永騎手が帰宅。朝食に、作り立ての酵母液入りの野菜と果物のスムージーを出す。
午後2時。夫が睡眠を取る間に、翠さんは夕飯の買い物へ出かける。向かったのは、新鮮な有機野菜がそろうスーパーマーケット。体づくりの基本となる材料は、良いものを使いたいという思いで、近隣のお店を何軒も回り、やっと見つけた店だという。1品ごとに食材を吟味。旬の食材に触れながら夕飯の献立を決める。
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