「所沢と多摩」で30代が急減した深刻な事情

23区は転出人口減で「港区出身」の子が増加中

同じように、23区で最も人口が増えた(ということは全国で一番人口が増えたということでもある)のが港区ちょうど23区以外の日本全体の正反対のような形のグラフとなる。

23歳から42歳で各歳1000人以上が増加、60歳でもわずかだが増加している。最も増えたのは、29歳から32歳であり、各歳2500人以上が増加している。つまり、ちょうど短大、専門学校、大学を卒業した年齢から10年ほど経過する過程で、人口が増えたと言えるのである。

また、40歳から49歳が8891人増えているのに対して、その子ども世代に当たる10歳から19歳は2127人増えており、ファミリーで増えたケースが多そうである。

このように、都心部では若い世代の人口が増加しており、子育て期の夫婦も部分的に流入しているのだ。

「アラサー」世代が流出する所沢

一方、郊外部を中心として若い世代の人口が減少している市がある。

その1つが、埼玉県所沢市だ。同市は早稲田大学があるためか、19歳から22歳は増えているが、29歳~33歳の減少が激しい(おそらくこれは毎年同じ傾向である)。

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