業績好調、上方修正した「100社」ランキング

トップの上方修正率は373%、株価も急騰

年初から冴えない相場展開が続いていたが株式市場に活気が戻ってきた(写真:skmt19/PIXTA)

日本の株式市場が「トランプラリー」で久々の活況に沸いている。米国大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利した11月9日の終値から24日の終値にかけて、日経平均株価は13%上昇。トランプ次期大統領が経済政策として掲げる減税と財政出動による米国経済の押し上げ効果が期待されている。東証1部の売買代金も選挙前まで2兆円割れの閑散状態の日が多かったが、選挙後は3兆円超えの日も出るなど投資資金が戻ってきた。

日経平均は11月24日に一時1万8382円の高値をつけ、1月4日の年初来高値1万8951円に接近。それより一足先、11月18日に東証2部指数は年初来高値を更新し、21日、22日、24日とさらに続伸した。東証2部市場の銘柄は小型で地味だが隠れた優良銘柄も存在し、玄人レベルの個人投資家が先行きに自信を持っている可能性が高い。

そこで今回は3月決算企業を対象に、期中に営業益を上方修正をした銘柄の中から、期初予想に比べて上方修正率が高い順にランキングを作成した(修正後の営業益予想が10億円以上の銘柄に限定)。

首位は老舗のレコード会社

首位の日本コロムビアは、演歌や歌謡曲に強い日本最古のレコード会社。今期は人気アニメシリーズ「アイドルマスター シンデレラガールス」のCD販売が想定以上に好調。年初に400円台だった株価は、足元で700円を超えてきた。同社の親会社であるフェイスも3位にランクインした。

2位のオーミケンシは東証2部銘柄で不動産事業が主体。販売用不動産の売却により期初予想を大幅に引き上げた。4位の曙ブレーキ工業は独立系ブレキーメーカー。前期は米国工場の生産混乱で赤字に陥った。立て直しには時間を要すと見られていたが、想定以上の回復を見せており、円高の逆風をはねのけて黒字化幅は拡大する。株価は10月までは200円前後を推移していたが、一気に300円台に乗せてきた。

次ページ以降、上位100銘柄のランキングを掲載する。

次ページ上方修正率が高い銘柄(1~49位)
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