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試行錯誤がビジネスの視野を変える K.I.T.虎ノ門大学院 ビジネスアーキテクト専攻

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効率良い失敗が成功のもと

このように、短時間での発表を毎週行う意義を、「技は繰り返すことで身に付く」と三谷教授。ビジネスに必要となる知識を体系的に学ぶことはもちろん大切だが、それだけでは血肉にならない。「学んだことを考え、実際に使い、失敗して、初めて学ぶことができる。だからゼミは試行錯誤を伴った繰り返しの場」という。

もちろん、だからこそ失敗も多い。三谷教授は「失敗は必然なのです。多くのトライアル&エラーをしない限りは、効率よく失敗する力はつきません。少しでもいい。まず試してみる。そうすると、失敗とも思われない小さい失敗で終わる。完璧なものを作ろうとして失敗するよりも、10回の試行錯誤ができるほうがずっと効率的。試行錯誤の繰り返しが、早く正しい方向性へと導き出してくれるのです」と語る。

実際に院生に話を聞いてた。たとえば、Bさんの場合、ゼミを通じて、もともとは自身の起業と結びつけて発表していた研究が、いまでは地域再生など、当初は考えてもいなかった方向性へとビジネスの場が広がっているという。

こうした成功の裏にあるのは、たくさんの小さな失敗と試行錯誤、そして何より身近で常に相談に乗ってくれる三谷教授、ゼミ生たち仲間の存在があったからだろう。

実際にゼミに参加しなくても、私たちにできることはなにか。最後に三谷教授から、「上手な試行錯誤」のヒントをもらった。