ヒラリーが「ふんわりショート」に込めた意味

髪型は"仕事でなりたいキャラ"で選ぶべきだ

ヒラリーは、相手に与える印象を操作するため、立場によって自在に「髪型」を変えてきました(写真:Mike Blake/ロイター)

「営業部女子課」の活動を通じて全国の営業女子の皆さんと接し、私自身も多くの営業の現場に携わる中で、つくづく思うのは、人と会ったときに見た目はとても大切だということです。単純な美醜の問題ではなく、清潔感やイメージも、ビジネスの行方を左右する重要な要素の1つだからです。これは、日頃から服装やメイクの仕方を気にかけている営業女子に限らず、働く男性にも共通することではないでしょうか。

もし、自分の外見を少し工夫するだけで、今までよりも仕事の成果が上がるならば、こんなにいいことはありません。そこで今回は、著書『女の運命は髪で変わる』がキャリア女性を中心に話題になっている佐藤友美さんに、髪型で運命を変える方法についてお話を伺いました。

「誰にどのように褒められたいか」紙に書く

―― 著書の中では「似合う髪型でなく、なりたい自分をイメージして髪型を決める」という部分が印象的でした。

人はつい「自分に似合う髪型は1つしかない」と思いがちです。たとえば、女性ならば「私はロングヘアしか似合わない」など。男性も、女性ほどバリエーションはないにせよ、同様な思いこみがある人は多いのではないでしょうか。しかし、実際には、自分に似合う髪型は限りなくたくさんあると思ってください。

佐藤友美(さとう ゆみ)/ヘアライター & エディター。日本最大のヘアスタイルフォトコンテストの審査員をはじめ、40代からの情報サイト「ユニークピース」の編集長、ヘア製品の商品開発アドバイザーなど、美容業界での活動は多岐にわたる。最新書籍に『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)がある。

似合う髪型がたった1つしかない、と思うことは、例えるなら青い鳥を探して、自ら森の中に迷いにいっているようなものです。それよりもむしろ、自分が理想とする姿をゴールとして設定し、そこに合わせて髪型を変えるという発想に変えてみてください。髪型は自己実現の一部です。

―― ヘアスタイルと自己実現。これまで、この2つをつなげて考えることはありませんでした。

「どんな自分になりたいか」を、一度言葉で表現してみるとよいでしょう。その場合、例えば「仕事ができる人」では、曖昧で不十分です。それよりも「リーダーシップを発揮するタイプになりたい」「女性部下から慕われたい」「フェロモンムンムンになりたい」「強い営業力を持った人に見られたい」などと、具体的に思い描いてみるのがコツです。思いつかなければ、誰にどのような言葉で褒められたいのかを、紙に書き出してみるとよいでしょう。

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