実はものすごく少ない大学勤務医の給与
医師は額面においては年収が高いということはお話ししましたが、実はそもそもの年収が低いという部類の先生がいます。それは大学病院に勤務する医師です。
大学病院といっても、国公立、私立といろいろありますが、一般的に皆薄給です。そこでは医局という組織の中で教授をトップに講師、助教授、助手などの序列があるわけですが、特に役職がない若い医師は非常に給与が少ないのです。
大学病院の勤務医の給与が少ないのはなぜか?
大学の医学部というのはその役割として、臨床、教育、研究という3つの柱があります。一般の方が大学病院にかかわるのは患者として医師に診てもらうだけですが、大学病院はあくまで大学医学部の付属という役割です。大学医学部は医師を育てる機能を持ち、高度な研究開発にも力を入れていかなければなりません。それゆえ大学医学部の運営には多額のおカネが必要です。
また若い医師は大きな病院で豊富な症例を経験し研鑚しなければなりません。そういった意味においては、大学の付属病院は医者が一人前になるうえでの教育機関として必要であり、自然に医師が集まる仕組みがあります(地域や診療科によっては人気、不人気があり一概には言えませんが)。
それに都心にあって有名な大学医学部においては「そこで研修を受けた」ということで“医師のハク“にもつながるため希望者が多く、わざわざ医師の給与は上げなくてもよいということになるのです。
医師免許取得後10年目(年齢でいうと35歳くらい)でも500万~600万円という人がいますし、もし大学院に入って医学博士を取ろうと思ったら逆に授業料を払わないといけないということにもなり、そうなると純粋な年収は「ほとんどない」という笑えない話になることもあります。それゆえ、大学病院の医師にはほかの民間病院で当直や土日のアルバイトをし、それで家計を支えている方も結構います。
金持ちドクターになるためには?
ここまでが「貧乏ドクター」の懐事情のお話です。では金持ちドクターになるにはどうしたらいいのでしょう?
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