アコーディア買収攻防、PGM“敗戦の弁”

TOB阻んだレノの参戦

まさかのどんでん返し――。

ゴルフ場2強の経営統合をめぐり、業界2位のPGMホールディングスが首位のアコーディア・ゴルフに仕掛けた敵対的TOB(株式公開買い付け)。その結末は、最後の土壇場になって「不成立」で終わった。

PGMは1月18日、昨年11月16日から1月17日までの期限で実施した、アコーディアに対するTOBの結果を発表した。

TOBへの応募総数は17万4580株で、発行済み株式総数に対する保有割合は17.0%相当。PGMが設定していた買い付け予定数の下限20万9224株(同20.0%)に達しなかったため、応募株数の全部を買い付けないこととなり、TOBは不発に終わった。

最後に「いろいろなこと」が起きた

18日夕方に記者団との会見に応じたPGMの神田有宏社長(写真は18日撮影)は、「TOBの勝負が決まるのは(期限直前の)最後の2~3日。そこでいろいろなことが起き、対応しきれなかった」と“敗戦の弁”を語った。

「いろいろなこと」とは、旧「村上ファンド」の流れをくむ投資会社のレノ(東京都港区)が突如アコーディアの大株主に浮上したこと。そして、アコーディアがレノの要望に応える形で「自己株式取得」を行う可能性を16日に発表したことだ。

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