iPhoneでインターネットに接続していて、「遅い」「つながらない」とイライラすることはないだろうか。勝手に公衆無線LANに接続してしまったり、データ通信量を超えてしまって通信速度が低下したりと、理由はさまざまだ。
ネットにつながり、快適に使えることは、ビジネスをするうえでの効率化にも結び付く。ウェブが速く表示されれば、それだけ時間の短縮につながるし、容量の大きな添付ファイルがメールで届いてもイライラする必要がない。
ちょっとした設定を見直せば、さらに快適に通信できるようになる。そのコツを、お届けしていこう。
1.公衆無線LANのWi-Fiはオフにしよう
大手3キャリアとも、ネットワークの「オフロード」(携帯のデータ通信を、携帯以外のネットワークに分散すること)に積極的だ。携帯電話の通信網は、キャパシティにも限界があり、その負荷を分散する目的で公衆無線LANスポットを整備している。
各社とも、契約者には無料でこれを利用できるようにしており、設定不要でつながる。これは、Wi-Fiスポットに「SIMカード認証」の仕組みを入れているため。Wi-Fiの接続に必要なSSIDとキーを不要にして、SIMカードでユーザーを識別しているのだ。そのため、気づいたら駅やカフェでiPhoneがWi-Fiにつながっていたという人も多いだろう。
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