ロシアが公開した新型旅客機「MC21」の実力

ボーイングやエアバスに対抗

6月8日、ロシアが新型旅客機を公開。国営メディアは、ボーイングやエアバスなど西側メーカーより多くの面で優れているとしている。写真はイルクーツクで撮影された同機の映像から(2016年 ロイター)

[モスクワ 8日 ロイター] - ロシアは8日、新型旅客機を公開した。国営メディアは、ボーイング<BA.N>やエアバス<AIR.PA>といった西側諸国のメーカーより多くの面で優れており、国内外の航空会社が購入するとしている。

公開されたのは、イルクート<IRKT.MM>の新型中距離旅客機「MC21」。お披露目の豪華な式典には、メドベージェフ首相も出席。同首相は、新型機について「素晴らしい」と称賛。ロシアが航空機産業で主導的立場にとどまることは重要だと強調した。

新型機はまだ試験中で、来年に量産体制に入る予定。

ウクライナでの紛争をめぐる西側諸国による経済制裁に苦慮しているロシアは、海外企業への依存度を低下させるべく、国内工業の活性化に努めている。

メドベージェフ首相は「新型機がロシア民間航空業界の誇りになることと、国内外の人々が搭乗を楽しむことを確信している」と語った。

MC21には、160─211座席の「MC21―300」と、130─165座席の「MC21―200」の2モデルがある。引き渡しは2018年からの予定。国営メディアによると、すでに国内外の複数の航空会社と、販売で合意した。

航続距離は最長6400キロメートルで、コストは現行機より最大15%抑えられるという。

関連記事
Topic Board トピックボードAD
人気連載
Trend Library トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチAD
トヨタの焦燥<br>トランプ 次世代車 ケイレツ<br> 3つの難題

エコカーの金看板「プリウス」に大逆風。トランプ大統領が「米国に工場作れ」と名指しで批判。アップル・グーグルが参入し、次世代車の開発競争激化。トヨタの変革は急ピッチで進む。