お金持ちになるには?バフェット5つの教え 「頭が良くなくても、誰でも成功できる」
今回、私が東洋経済オンラインの読者にご紹介したいのは、以下の5つの質疑応答です。特に若いビジネスマンや投資で成功したいと思っている方には、質問①と⑤を読むことをお勧めします。
「頭がよくなくたって、お金持ちになれる」
質問①:どうしてこれほどの成功をおさめることができたのか。
この答えには、赤字の部分も含め、これまでのバフェットの発言からつながる、大変深い意味があるといえます。
すなわち「自分の好きなことを早く見つけ、自分が理解できる領域(守備範囲)で仕事をし、自分より上のレベルの信頼できる人とビジネスをやりなさい」と言っているとみてよいでしょう。また、たくさんの本を読み、学び続けることの大切さもバフェットは強調しています。いみじくも92歳のマンガ―も「金、名声は元々ほしくない。92にもなって、知らないことが多い。まだまだ吸収し続けている」と言っています。
質問②:バフェット亡き後、バークシャー・ハサウェイの企業文化は守られるのか。
この類の質問は高齢のバフェットに対して、いわば「恒例の質問」になっていますが、おそらくマンガ―もいうとおり「なぜそんなことで皆さんは心配していたんだ」という状況になっていることでしょう。バークシャーの企業文化は、いわば自然増殖的に成長していく仕組みがしっかりできているとバフェットは言うわけです。
質問③ : バークシャーが株を保有している金融機関、バンク・オブ・アメリカやウェルズ・ファーゴのデリバティブポジションにリスクはないのか?
バフェットは2008年のリーマンショック前に、いみじくも「デリバティブは大量破壊兵器だ」といって、デリバティブのリスクを指摘していました。バフェットが買収した保険会社のデリバティブポジション解消に4億ドルの損失を出した苦い経験も述べています。
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