武器としてのコミュニケーション

高城幸司の会社の歩き方

武器としてのコミュニケーション

仕事をしていく上でコミュニケーションほど大事な武器はありません。しかも、新入社員向けのマナー・あいさつの領域から高度な専門向けの相手の説得する「クロージング」、やる気にさせる「モチベーション」など、高度なレベルまで《広さ》×《深さ》があります。

仕事で必要な専門知識をビジネススキルと言いますが、コミュニケーションはヒューマンスキルと呼ばれ、物事の考え方と一緒ですべてのビジネスパーソンに共通するポータブルなもの。一度身に付けたスキルは職種や業界が変わろうが使えるといっても過言ではありません(職場の人間関係の把握など、特定の会社内でしか活かせないものも意外と多いですが)。

考えてみればコミュニケーションが不要で自分1人で完結する仕事なんてありません。仕事は、誰かとの連携がなければ始まりませんし、終わることもできないのです。

「自分1人でやる仕事だってあるはず」

と思う人がいるかもしれません。営業なので契約から納品まで全部自分だけでやっている、周囲に相談することなんて1回もない・・・・・・だから自分1人で仕事が完結していると勘違いをしてしまうのでしょう。

でも、考えてみてください。会社は組織です。組織の一員として行動している以上、仕事の始まりと終わりには、必ず連携する誰かが登場します。たとえば、仕事を指示したり、確認したり、承認するために上司、あるいは仕事をシェア(役割分担)するための同僚と連携する必要があります。

そして、一緒に仕事をする人物がいれば、お互いが意思疎通するために必ずコミュニケーションが必要です。何も会話せずに仕事が始まり、終わるということはありえません。よく「あうん」の関係などと言います。わかり合えれば言葉なんていらない・・・・・・という意味です。確かに、いい仕事が「あうん」の関係でできる上司と部下は存在します。


「私の上司は何も言わなくてもわかってくれる」

 

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