リロンでなくリズムで身に付けるお作法
① DCAP (ディーキャップ)
「裏から入る」リズムみたいに、Do(実行)から始めるPDCAリズムの進化版です。とりあえず最初の1件を試しにやってみる。試した結果を評価して(Check)、仕事の仕方を調整(Action)。仕事の仕方がつかめたら、ちょっと先まで予定を立ててまた試す……という、まったく新しい仕事を始める時に効果的なリズムです。
② 即興PDCA
ゲンバを歩き回り、その場で話してその場で考える。Plan Do Check Actionとは違う即興型の新しいPDCA。
P 〜 PuraPura :ぷらぷらゲンバを歩く
D 〜 Do-Yoh:どうよ?とメンバーに声をかける
C 〜 Chot to:ちょっと聞かせてと、メンバーが困ってたら話を聞く
A 〜 Action:メンバーとその場で対策を話し合う
リーダーがチームのやる気や生産性を上げたい時に便利なリズムです。
ビジネスの世界では、DCAPリズムにあたる「リーンスタートアップ」という理論があります。即興PDCAリズムと同じ内容の「マネジメント・バイ・ウォーキング・アラウンド」という理論があります。どちらも頭で考えると難しい。デキる人はマネジメントのお作法を、リロンじゃなくリズムで身につけるから、うまく実践できるのかもしれません。
仕事がデキる人は、仕事のリズムが良い。音楽だけじゃなくて仕事もリズムが必要なのは、「相手」がいるからだと思います。相手やゲンバに関心を持って、相手と息を合わせることが、音楽も仕事も大事。音楽の帝王とも言われた人の残した言葉を思い出します。
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