デキる人ほど、さわやかに「NO」を発している

周囲を味方につけるための「断り方の常識」

仕事でもプライベートでも役に立つ「断りの流儀」をご紹介(写真:わたなべ りょう / PIXTA)

こんにちは。メンタルアップマネージャの大野萌子です。

このところすっかり暖かくなり、そろそろ会社の歓送迎会、お花見、バーベキューなど、各方面からのお誘いが増える時期。気が向かなくても断れず、困っているという方も多いのではないでしょうか。

日本人は「和」を尊重するために、断ることに対して否定的なイメージを抱く傾向にあります。「断るなんて相手に失礼」「自分勝手と思われてしまわないか心配」などなど、多くの人にとって、はっきり「NO」と言うのは、なかなかハードルが高い行動と言えるでしょう。

しかし、仕事においてもプライベートにおいても、すべての誘いや依頼に応えることは実際不可能でしょう。また別の側面から考えれば、相手と自分の意見(考え方や感じ方)が違うことを伝えることは、お互いが理解し歩み寄るために必要なことです。つまり「断ること」は、良好な関係性を保つために非常に有意義なことと言えるのです。

「嫌われたかも」と受け取られないために

この連載の過去記事はこちら

ですから、どんな場面でもさわやかにNOと言えるように、上手に断る方法を訓練しておくといいでしょう。まずは何かのお誘いを受けた場合を例に挙げて考えてみます。

誘いの内容に興味がなく、行きたくないと感じた場合、どうにか言い訳を考えて、あいまいな返答してしまうことはありませんか? こういう時、「困ったなぁ」「いやだなぁ」「相手に悪いなぁ」という感情が表情に表れて、目をそらして応えてしまう場合があります。これだと、表情は乏しくなり、相手は「拒否された」という感じを抱きやすくなります。

私たちはより多くのメッセージを、相手の言葉の内容よりも、表情や声のトーンなどから受け取ってしまう傾向があります。そうすると「誘いの内容云々ではなく、この人は自分のことが嫌いになったのかしら……」など、まったく意図していない形で受け取られる可能性すらあります。

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