「世界一の人材ミスマッチ国」は日本だった!

転職したい人と、企業が全然出会えない

なぜ人材のミスマッチが起きるのでしょうか?(写真:Palto / PIXTA)

慢性化しつつある人手不足。それによって「事業に影響が出ている」との回答する会社が半数にのぼるという調査もあります(「日本の人事部」調べ)。

この人材不足に対して会社はどう対抗したらいいのか? 古典的ながら、基本的には求人広告や人材紹介を活用して採用活動を継続的に行うしかありません。コストと手間をかけて行うことになりますが「いい人材がいない、だから採用はできない」と、人手不足を解消できない嘆く会社も多数。もちろん、採用活動すれば応募があり、十分に人材確保ができているケースもありますが、

「もうかなり長く採用できていない。不毛な採用活動をしているのだろうか……」

と、求める人材がまったく採用できない、“空白ポジション”のある会社が増えています。

どうして、求める人材が採用できないのか? 一方で転職希望者を取材すると、まったく異なる状況が見えてきます。世間的にみれば経験もスキルも豊富な人が転職活動をしても、なかなか転職先がみつからないという悩みを頻繁に耳にするのです。まさに「人材のミスマッチ」が起きているのではないでしょうか。今回はミスマッチがどうして起きるのか、考えてみたいと思います。

日本はミスマッチ率が高くて「最も人材が探しにくい国」

この連載の過去記事はこちら

日本は「人材のミスマッチ率」が高い国のようです(詳細は後述)。「人材のミスマッチ率」が低いほど、企業は必要なスキルを持った労働者を容易に見つけることができます。逆にこれが高いと「空いているポジションと、求職者を適合させるうえで深刻な問題に直面している」ということになります。

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