ここから先はおなじみの競馬コーナーだ。
18日の秋華賞(京都競馬場・芝コース・距離2000m・G1)は、単勝1.3倍とダントツ人気のモンローウォークが制して、5連勝無敗のG1牝馬となった。25日の菊花賞(同・芝コース・距離3000メートル・G1)も、3歳の2冠馬(皐月賞、日本ダービー)ロブチェン(4枠8番)が一本かぶりの人気となりそうだ。
何しろこの馬、2歳時にはデビュー2戦目にして、年末のホープフルステークス(G1)を制し、明け3歳になってからも4月の皐月賞は先行してレコード勝ち、5月の日本ダービーでは追い込んで差し切り勝ちと、すでにG1レースを3勝している。前走、9月の神戸新聞杯(G2)では出遅れたものの、最後はハナ差のVと勝負強いところも見せた。これはもう黙って三冠馬の誕生を「観る競馬」かもしれない。
勝負に「絶対」はなく、週末は雨? 菊花賞は下克上を期待する
とはいえ、筆者は、この持ち回り連載を担当している小幡績先生(慶應義塾大学大学院教授)のように、単勝1倍台の馬に大きな金額(全財産の半分?)を突っ込むのは経済的に不合理だと考えるものである。むしろ、意外な馬の単複を買って、周囲には「史上9頭目の三冠馬の誕生、楽しみですねえ」などと言いつつ、ひそかに波乱を期待する腹黒な人間でありたい。
今は、皆が「菊花賞と春の天皇賞(距離3200m)を勝ったワールドプレミアの仔だから、ロブチェンも距離は大丈夫だよね」などと言っている。ただし勝負事に「絶対」はない。ロブチェンは確かに器用な馬であるけれども、意外にも父に似ず長距離は不得手だった、ということだってなくはないだろう。
そこで、筆者の狙いは伏兵ジャスティンシカゴ(3枠5番)。スタミナには自信あり、前走セントライト記念は12番人気で勝利した。このときも馬場は「やや重」だった。週末の雨予想が、この馬には追い風になるのではないか。ひとつ横浜DeNAベイスターズ並みの下克上を期待したい。
鞍上の原優介騎手は7年目でG1未勝利だが、長距離戦を得意としており、ここは一発あっても不思議はあるまい。もちろん買うのは少額ですよ、念のため。


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