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BMW追従を捨て「1モデル集中」へ――ジャガーはなぜ豊富なラインナップを全廃し「タイプ01」を選んだのか

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マネージングディレクターのロードン・グローバー氏に単独インタビューを行った
マネージングディレクターのロードン・グローバー氏に単独インタビューを行った(写真:Jaguar Cars)
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それにしても、なぜスポーツカーでもなくSUVでもなく、4ドアGTというボディデザインを選択したのだろう。

「デザインについては、かなり注意深く決め込んでいきました。このカタチにしたのは、ジャガーにとって、もっとも純粋な表現だと考えたからです。(世間一般でSUVが人気だからとか)そういうことではないのです」

お披露目の会場では赤いボディの「タイプ01」もあった(写真:Jaguar Cars)

ジャガーらしいモデルとはなんだろう。これについてグローバー氏は次のように言う。

「タイプ01でもっとも重要なのは、“ジャガーなら価格が高くとも欲しい”と納得して選んでいただくことです」

ジャガーのどこに魅力を見出してきたか。ひとことで表現するのはむずかしい。ある人はスタイルというかもしれないし、ある人は乗り心地、ある人はステイタス、などということもありうる。

タイプ01は、シルエットでは躍動感のある、オーセンティックなGTスタイルを守っている。フェンダーも力強く張り出し、保守的な価値観の持ち主でも、魅力的に感じられるだろう。

ロングフードのプロポーションはオーセンティックな印象(写真:Jaguar Cars)

そこに、フロントとリアの大胆なデザイン処理と、スパイン(背骨)と呼ばれるセンターコンソールが前席から後席まで、貫くように走っている室内造型。これらは衝撃的に新しい。

賛否両論の先に見据える「新しいジャガー」の確立

このデザインについては賛否両論が巻き起こっているが、「それは折り込み済みだった」とグローバー氏。

「それがジャガーだからです。何にも似ていないクルマを手がけてきたのがジャガーであり、違うやり方でクルマを作ってきたのもジャガーだった、と振り返り、自信をつけたんです」

ジャガーが「JEA」と名付けたBEVのアーキテクチャーは、この先、タイプ02とかタイプ03に役立て、世に出す計画なのだろうか。

「タイプ01」が日本で見られるのは2027年と言われている(写真:Jaguar Cars)

「すぐに第2弾を出す計画はありません。まずはタイプ01の評価を定着させなければいけませんから。まずは“新しいジャガー”というポジションを確立させなければなりません」

それがいち段落したら――、とグローバー氏は言葉を続ける。

「第2弾を送り出します。それまでの時間はけっして長くないと思いますよ」

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