結成13年目の元祖いちごちゃんは、昨年に引き続き2年連続の決勝進出。前回は長い間をとったシーンなどシュールさも目立ったが、今年の準決勝ではわかりやすい構図と演出を基調にハイパーペロちゃんの異物感を際立たせていた。精度を高めたネタを引っ提げ、今年はどこまで順位を上げられるか。
3度目の決勝進出となる蛙亭も、明快な構図でネタの序盤から笑いをとっていた。結成15年目。今年は、漫才とコントの二刀流No.1決定戦『ダブルインパクト』で3位になった。設定や個々のキャラクターに加え、男女コンビならではのやり取りが光るふたり。その掛け合いが生む笑いを、決勝の舞台でどこまで積み上げられるか。
ザ・マミィは5年ぶり2度目、ななまがりは10年ぶり2度目のファイナリストとなった。
結成9年目のザ・マミィ。初決勝の21年大会では、酒井貴士演じる「街のおかしなおじさん」がまともに見えてくるコントで笑わせ、男性ブランコと並んで2位タイに。今大会も、酒井のキャラクターを生かした構成で準決勝を勝ち上がった。酒井のたどたどしい言動が生む違和感を、林田がどう笑いに変えていくか。対照的な持ち味が、決勝でも武器になりそうだ。
ななまがりは、2016年の『KOC』決勝進出後、『R-1ぐらんぷり』『THE SECOND』『ダブルインパクト』など様々な賞レースで決勝進出を果たした実力者だ。結成18年目。特異なキャラクターと不思議な世界観が、ついに審査員を唸らせることになるか。
もはや「KOCの顔」のニッポンの社長
そして、もはや『KOC』の顔となっているのが、5年連続決勝進出のや団、および6度目の決勝進出を決めたニッポンの社長だ。
まずは、結成20年目のや団。ネタの完成度だけでなく、大舞台で力を発揮してきた経験も強みだ。中嶋享、ロングサイズ伊藤、本間キッドのキャラクターが生む緊張感を、決勝の舞台でも崩さず笑いにつなげられるか。昨年の準優勝を超えるためにも、安定感と新たな仕掛けの両立が求められる。
結成14年目のニッポンの社長。昨年は『KOC』に出場せず、新たにスタートした『ダブルインパクト』で見事初代王者となった。今年の準決勝ではブラックな要素を含みつつ、辻クラシックがきっちりと役を演じることでケツの特異性をあぶり出していた。そんな彼らが、コントの大会でも改めて強さを証明できるか。


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