ジープというブランドを考えた場合、どうしても販売の3割を占め続けるラングラーが真っ先に頭に浮かんでしまいがちだ。ニュー・コンパスはいいクルマだが、それが販売店でのウィークポイントになっているとも聞く。
「SUVですので、しっかりとしたパッケージングと使いやすさ、そして日本のお客様に届けるので環境性能や安全、信頼についてもしっかりと取り組みをしております」
前出のステランティスジャパンの担当者はそう言う。ひょっとしたら、ニュー・コンパスの不幸は、ジープとしてラングラーと同じショールームで売られるところにあるのだろうか。
シトロエンC5エアクロスと比較検討してみるのも手
シトロエンC5エアクロスは、個性的なデザインの内外装を持つ。そこがいいというファンも当然いるだろう。いっぽう、そこがちょっと……と敬遠ぎみな人がいたら、ニュー・コンパスをすすめたい。
ニュー・コンパスの内装デザインは、もっとラショナル(合理的)で、乗る人を選ばない。加えて、ジープのある種の伝統らしいが、いたるところにモノ入れがあって、日常的な使い勝手がよい。
ニュー・コンパスの価格は「アルティチュード(Altitude)」が520万円で、快適装備が豊富になる「サミット(Summit)」が570万円から。サミットには、ルーフレールやマトリックスLEDヘッドランプや1インチアップして19インチ径ロードホイールや9スピーカー+サブウーファのオーディオなどが装備される。
ちなみに、シトロエンC5エアクロスハイブリッドは550万円からで、やはり同じシャシーのプジョー「5008GTハイブリッド」は596万円から。プジョーはニュー・コンパスの上級グレードに匹敵する内容のようだ。
Jeep New Compass Altitude
全長×全幅×全高:4550mm×1910mm×1670mm
ホイールベース:2785mm
車重:1620kg
パワートレイン:1199cc3気筒ガソリン+マイルドハイブリッド 前輪駆動
最高出力:100kW+16kW(モーター)
最大トルク:230Nm+51Nm(モーター)
乗車定員:5名
燃費:19.6km/L(WLTCモード値)
価格:520万円〜


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