今回は、アンケートの結果を紹介しながら、「言われてやる勉強」と「自分からやる勉強」の違いについて考えてみたいと思います。
弊社では、現役の東大生・東大院生500人以上が登録する「東大生アンケート」というアプリを運営しています。毎月、勉強法や進路、家庭環境など、さまざまなテーマでアンケートを行っています。
「学業最優先」は全体の6分の1だった
今回紹介するのは、現役東大生・東大院生334人が回答したウェルカムアンケートです(回答期間は2026年4月1日から9月1日まで)。
まず、「ご家庭の教育方針に最も近いものは?」と尋ねた結果がこちらです。
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回答 |
人数 |
割合 |
|---|---|---|
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自主性・自由を尊重していた |
141人 |
42.2% |
|
特に明確な方針は感じなかった |
59人 |
17.7% |
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学業を最優先に重視していた |
55人 |
16.5% |
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努力や継続する姿勢を重視していた |
43人 |
12.9% |
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礼儀・人格形成を重視していた |
30人 |
9.0% |
|
その他/無回答 |
6人 |
1.8% |
※割合は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
最も多かったのは、「自主性・自由を尊重していた」の42.2%でした。一方、「学業を最優先に重視していた」は16.5%。全体の約6分の1にとどまっています。
「東大生の家庭なのだから、さぞ勉強に厳しかったのだろう」と想像する人も多いかもしれません。
しかし実際には、「学業最優先」だった家庭よりも、「自主性や自由を尊重していた」家庭のほうが2倍以上多かったのです。
続いて、「保護者のしつけ・接し方の印象は?」という質問への回答を見てみましょう。
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回答 |
人数 |
割合 |
|---|---|---|
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どちらともいえない |
105人 |
31.4% |
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やや優しかった |
91人 |
27.2% |
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やや厳しかった |
77人 |
23.1% |
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とても優しかった |
41人 |
12.3% |
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とても厳しかった |
19人 |
5.7% |
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その他/無回答 |
1人 |
0.3% |
「とても優しかった」と「やや優しかった」を合わせると132人で、39.5%です。
一方、「とても厳しかった」と「やや厳しかった」の合計は96人、28.7%でした。「とても厳しかった」と答えた人に限れば、わずか5.7%です。
このアンケートでは、「勉強しなさいと言われたか」を直接尋ねているわけではありません。
また、東大生本人が振り返って答えた調査なので、親の認識とは異なる可能性もあります。
それでも、少なくとも「東大生は、親から厳しく勉強を強いられて育った人ばかり」というイメージは、実態とは少し違うようです。


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