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システムに侵入されても気付けない…さくらインターネットへの不正アクセス「3年以上前からの可能性が判明」の重み

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さくらインターネットの企業ロゴ
第三報では3年以上前に不正アクセスがあった可能性も明らかになった(写真:梅谷秀司撮影)
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第三報によれば、販売管理システムへの不正アクセスは23年4月以降、26年3月までの間に発生していた。8月19日の第二報でわかっていたのは、販売管理システムへの不正アクセスが、8月9日にレンタルサーバーで異常を検知する以前に発生していたということまでだった。 

さくらインターネットへの不正アクセス第三報(画像:さくらインターネットホームページ)

数日前なのか、数カ月前なのか、それ以上前なのかは明らかになっていなかった。今回、その時期が3年以上前まで遡ることがわかった。ただし、「2023年4月から2026年3月まで、同じ攻撃者が3年間にわたってシステム内に潜伏していた」と解釈するのは正しくない。

公表されたのは、この期間内に販売管理システムへの不正アクセスが発生していたという事実であり、3年間継続して侵入されていたと発表されたわけではない。それでも、26年8月9日に検知した異常を端緒として調査を進めた結果、23年まで遡る不正アクセスの可能性が判明した事実は重い。

サイバー攻撃は長期間発見されないことがある

ランサムウェア被害が相次いだこともあり、サイバー攻撃という言葉から、突然パソコンが使えなくなったり、業務システムが停止したりする場面を思い浮かべる人は多いだろう。

しかし、攻撃者が常にシステムを止めるとは限らない。情報を盗むことが目的なら、侵入した事実を相手に知られないほうが都合がよい。システムを止めたり、目立つ異常を発生させたりすれば、自ら侵入を知らせることになる。

企業側から見れば、サーバーは動いている。サービスも提供できている。利用者から大きな苦情もない。それでも内部では、不正なアクセスが行われている可能性がある。今回の事案は、サイバー攻撃が長期間発見されない場合があることを、現実の事例として改めて示した。

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