長年の友人であり「修二と彰」として、共にヒットを飛ばした山下智久も亀梨のことを、普段の姿とステージ上とを分けてこう語っている。
「普段一緒にいる『カズヤくん』とステージ上の『亀梨和也』は僕の中で全く別の人に感じることがあります。ステージに立つと、アイドルとしての輝きとカリスマ性が一気に溢れ出すんですよね」
また田中みな実も、TBS時代、『サンデー・ジャポン』内でぶりっ子キャラとして注目を集めていた真っ只中にあって「全てがウソでもないし、全てが本当でもないということだと思います…というのが本音でしょうか」と冷静に語っている。
自分そのものとは、多少かけ離れていたとしても、商品として求められて、それが必要だと感じれば、自分の中のスイッチを入れて、タレントの“亀梨和也”として、“田中みな実”として振る舞っていく――。その聡明さと冷静さは2人に通じる部分なのではないだろうか。
「コンプレックスを抱えた2人」の武装の結果
亀梨はこうも語っている。
「かっこつけなきゃ、そうしていないと立ってられない。だって、素のままで5万人の前に立つのめちゃくちゃ怖くないですか?(中略)“亀梨”をやっているときの方が落ち着くと言うか、怖さが軽減される」
コンプレックスを抱えた2人の武装の結果――それが、各々の努力によって作られた、かっこよさと美しさなのかもしれない。
【参考・引用文献】
「亀梨和也×GiGOコラボキャンペーン発表会」(26年6月19日)
日本テレビ系「アナザースカイ 1時間SP」(24年3月16日放送)
日本テレビ系「おしゃれクリップ」(26年6月21日放送)
亀梨和也『ユメより、亀。』(18年2月、集英社)
『ピクトアップ』(15年2月号)
『With』(11年10月号)
『MAQUIA』(22年5月号)
『MAQUIA』(19年6月号)
「オリコンニュース」(11年10月25日公開)

