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今年5月以降、旅行予約サイト「Booking.com」を利用して宿泊を予約した人を狙ってフィッシングメールやSNSが届く事例が国内で相次いでいる。
従来のフィッシングは、「荷物が届いています」「税金の還付があります」「重要なお知らせ」といった文面を不特定多数に送り付けるものが中心だった。
しかし、今回の手口はまったく違う。利用者本人の氏名に加え、実際に自分で予約したホテルの名前や宿泊予定日までがメールやSNSに記されているのである。
予約情報が「信用の材料」に使われる時代
旅行の予定を控えた人にとって、宿泊予約は気になる情報である。そこに「支払い確認が必要です」「予約が取り消される可能性があります」といった連絡が届けば、不安になりつい確認してしまう。しかも、自分しか知らないはずの予約情報が書かれていれば、本物だと思ってしまうのも無理はない。

