これらを実現するためにあかりは「8つの安心」を公約に掲げた。
◎住まいの安心
◎働く安心
◎子育ての安心
◎教育への安心
◎介護医療の安心
◎災害への安心
◎多様な生き方ができる安心
◎都政がわかる安心
8つの公約は極めてベーシックだ。重要なのはその根拠となる「不完全な私たち」「自分のことで精いっぱいにならなくていい」「人生を失敗したと絶望することなく」「ライフステージにかかわらず挑戦できる」などは、令和のいまを生きる私たちのしんどさをすくいとってくれるワードの数々。
これをあかりは実に神妙に語る。流星や風間のようにイケボを響かせて弁が立つわけではない。ただただ生真面目に慎重に言葉を発する。そこに生まれる安心感。
安心できる社会を目指す『銀河の一票』は、まさに安心できるドラマだ。
ここまで「安心できるドラマ」は昨今なかなかない
「不完全な私たちが、不完全なまま安心して希望を持てる『ドラマ』」
「明日を楽しみに、安心して眠れる『ドラマ』」
「自分のことで精いっぱいにならなくていい、安心して誰かを思える『ドラマ』」
「つまずいても人生を失敗したと絶望することなく、安心して休めて、また歩き出せる『ドラマ』」
「ライフステージにかかわらず、安心して見ることができる『ドラマ』」
「社会」を「ドラマ」にほぼ置き換えただけだが、ドラマとは社会の映し鏡なのである。かのシェイクスピア先生も言っている。
「この世界はすべてこれ一つの舞台、人間は男女を問わずすべてこれ役者に過ぎぬ」(『お気に召すまま』小田島雄志訳)
「役者は時代の縮図、ひとりひとりが短い年代記だ」(『ハムレット』松岡和子訳)
『銀河の一票』の茉莉とあかりが「安心できる社会」を求めるドラマは、ドラマ自体がホッと安心できるものになっている。ここまで安心できるドラマは昨今なかなかない。どれだけ安心か、最終回を前に8つまとめておこう。

