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キャリア・教育

【塾迷子】成績は急降下でも「頭はよくなっている」? 勘違いしやすい「学力が伸びている」サイン

7分で読める
地頭力の正体
お子さんの成績が一時的に下がるその瞬間こそ、本当はいちばん「伸びている」途中かもしれません(写真:kouta/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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ここまで読んで、「じゃあ、伸びている最中なのか、本当に伸びていないのか、どう見分けるんですか?」と思われた方も多いと思います。僕がお伝えしたいのは、「点数」だけを見るのをやめてほしい、ということです。

その代わりに、お子さんの勉強の中身を見てあげてください。

・以前より、自分から「これってなんでこうなるの?」と質問することが増えていないか
・ノートに書く量や、書き方が変わってきていないか
・答えを写すだけでなく、自分の言葉で説明しようとする場面が増えていないか
・「わからない」と正直に言えるようになっていないか

こういう点数に表れない変化こそが、本当に伸びている子に共通するサインなんです。逆に、点数だけは上がっていても、「答えを丸暗記しているだけ」「言われたことを繰り返しているだけ」だと、それは長くは続きません。

「すぐに結果が出ない時期」を、どこまで信じて待てるか

子どもを伸ばすうえで本当に難しいのは、「すぐに結果が出ない時期を、親がどこまで信じて待てるか」だと、僕は思っています。

今のテストの性質を考えれば、点が上がるまでの「平らな時期」「むしろ下がる時期」は、もはや異常事態ではなく、ごく普通の通過儀礼です。そこで親が信じて待てたかどうかで、子どもの未来は本当に変わってきます。

「点数が下がった」――その瞬間にこそ、慌てて塾を変える前に、いったん深呼吸して、お子さんの勉強の中身を見てあげてほしいんです。もしかしたらそこには、点数には表れない、確かな成長のサインがあるかもしれません。

そして、その「見えにくいけれど確かに伸びている力」こそが、世間で「地頭がいい」と呼ばれるものの正体なのだと、僕は思っています。

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