ライバルたちがロマンチックな雰囲気を作ろうとする中、安齊さんはどこか空回り気味にも感じます。番組のルール上、バチェロレッテの里菜さんと話せる時間は限られているにも関わらず、飛び出した質問がこれです。
「海外で、もう一回食いたいなと思う食い物あります?」
まさかの食べ物トークです。
ただ、回を追うごとに見えてくるのが、里菜さんと真摯に向き合う誠実さでした。恋愛リアリティ番組では、積極的にアピールし、ライバルを出し抜く男性が有利なのは確かです。でも安齊さんは、そうした“恋リア的な戦い方”をほとんどしません。
「ここで好きって言ったら、ただローズを貰いたいだけみたいになっちゃう」という言葉にも、安齊流が表れています。ローズは番組内で次に進む権利としてあるものですから、本来こだわるべきものとも言えますが、その場限りの言葉を軽々しく口にしない姿に不器用さ以上の、男気をただただ感じてしまいます。
結婚を見据えて答えた正直すぎる発言
特に印象的だったのが、結婚を見据えて答えた正直すぎる発言です。
「プロレスが1番、応援してくれるファンが2番、あなたが3番というわけではないけれど、リングに立ち続ける覚悟を持つことだけは譲れない」と真っすぐに伝えたのです。聞こえのいい言葉を並べるのではなく、自分の人生を正直に説明する。その不器用な誠実さも、視聴者の心を掴みました。
しかも、ギャップも強烈です。黙っていれば甘いマスクに逆三角形の鍛え上げられた体つき、なのにひとたび喋り出すとゲラゲラと豪快に笑い、里菜さんも思わず笑ってしまう。特技は羊毛フェルト作りの事実に思わず萌えます。
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【今までとは少し空気が違った『バチェロレッテ4』】
