東京都世田谷区成城に本店を構える成城石井は、1927年創業。来年には創業100周年を迎える老舗チェーンである。現在は200店舗以上を展開し、セントラルキッチンによるオリジナル惣菜の開発や、自社輸入商品の展開など、独自の強みを持つ。
“成城石井のメインターゲットは年収2000万円説”が飛び交ったこともあるからか、「お金に余裕のある人しか行かないのでは」と、足を運ぶことすら懸念している人も少なくないだろう。しかし物価高が続く現在、「成城石井は高そうだから行かない」と先入観だけで利用を避けるのは、ややもったいないとも言える。
筆者はAll Aboutグルメガイドとして飲食系記事を中心に執筆しているが、いわゆる“成城石井マニア”でもある。実際に店舗を見ていくと、惣菜に関しては、“そんなに高くない”価格帯の商品も多いことを、本稿では語ってみようと思う。
弁当は、魚+肉が楽しめて600円台
店舗の弁当を見てみると、600円台で購入できる商品が多いことがわかる。コンビニと比較しても、おかずの品数が多く、栄養バランスにも配慮されている印象だ。
例えば「焼き鮭&おかか野沢菜弁当」(税込647円)は、焼き鮭、鶏唐揚げが2個、玉子焼き、きんぴらごぼう、煮物がついてこの価格。現在の物価水準を踏まえれば、決して高価ではない価格帯なのではないだろうか。
一方でセブン-イレブンの幕の内弁当は、確認したところ税込699円。ボリュームはセブン-イレブンのほうが多いものの、品数や味のクオリティを考えると、むしろ成城石井のほうが満足度が高いのではないかと思う。
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【麺類などの主食系も充実】
