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今は「すべての投資」をやめるとき、2026年は「投資は死んだ」と言われる「歴史的な年」になる

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なぜ筆者は「今は投資をやめたほうがいい」と主張するのだろうか(写真:ブルームバーグ)
  • 小幡 績 慶応義塾大学大学院教授
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吉田照哉氏の社台グループはもちろんそれをわかっていて、繁殖牝馬にドイツ血統を多く取り入れて、それを補っている。実際、本当に強い馬の多くはステイヤー的資質、スタミナが豊富であり、サンデーサイレンス自体がステイヤー資質にあふれ、ディープインパクト、ステイゴールド、キタサンブラックそしてイクイノックスも、スピードとともに深いスタミナを持っている馬が、競走馬として超一流になり、種牡馬としても大成功することとなっている。

だから、照哉氏もスタミナが重要だからこそ、今のような春の天皇賞ではだめで、ジャパンカップのような真にスタミナを振り絞るレースを求めているのである。昨年のジャパンカップがまさにそれで、カランダガンのスピードとスタミナは目を見張るものであり、それと張り合ったマスカレードボールは素晴らしいのである。

一方、春の天皇賞は、3200mが得意でない馬ばかりが集まり、前半はとにかくリラックスしてスローで後半勝負となるレースがほとんどで実質マイルのようなレースになっている。となると、安田記念の方が1600mずっとスピードの持続が求められ、むしろ、真の意味でのスタミナが要求されるレースとすら考えられる。

1993年のライスシャワー、メジロマックイーンの一騎打ちのようなレースが毎年行われるのであれば、3200mの春の天皇賞は大きな意義があるが、現状では、昨年の秋のジャパンカップのようなレースを春にも行う方が、日本の馬をさらに強くすることにつながり、フランスの凱旋門賞にもさらにつながることになる。どんな形にせよ、スピードとスタミナを同時に問うような世界最強馬を作るためのレースに変えていくべきである。

春の天皇賞はクロワデュノール以外ありえない

さて、今年の春の天皇賞は、クロワデュノール(4枠7番)。ネット情報では2番人気かもしれないというものもあるが、ありえない。最高のスピードとそれを持続するスタミナを兼ね備えており、この馬が現在の日本最強馬、歴史的名馬である。種馬としても成功するだろう。

4月の大阪杯(G1)でも、ほぼ全財産を単勝に突っ込んだが、今回は、全財産プラス妻の貯金全部。単勝。怖いのは、アドマイヤテラ(2枠3番)ではなく武豊騎手だ。もう騎手人生に残された戴冠のチャンスが少ないことを彼はわかっており、「平成の盾男」の最後の煌きが令和にも輝くか。その場合は、それはそれでとてつもなく嬉しい。楽しみな憲法記念日だ。

※ 次回の筆者はかんべえ(吉崎達彦)さんで、掲載は5月9日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)。

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