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「やる気が出ない」を一瞬で消す脳科学的なアプローチ。仕事がサクサク進む「アクション動詞」タスク管理術

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タスク処理のモチベーションを高いまま、ストレスフリーに仕事を進めるコツとは?(写真:polkadot/PIXTA)
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達成感を効果的に味わうためには、いくつかの工夫があります。

まず、完了の可視化です。チェックリストに☑をつけたり、タスクに線を引いたりすることで、「やり終えた」という実感を得ることができます。また、進捗の記録も有効です。

「今日は○個のタスクを完了した」と数えることで、自分の頑張りを客観的に把握できます。さらに、タスク完了後にコーヒーを飲んだり、短い休憩を取ったりする小さなご褒美も、達成感を高める効果があります。

ストレスフリーな作業環境を生むアクション動詞

適切にタスクが分解されていると、「このペースなら予定通り終わりそうだ」という安心感が生まれます。この安心感は、集中力の維持に大きく貢献します。

逆に、「本当に期限に間に合うのだろうか」という不安があると、集中して作業することが困難になります。定期的に小さな達成感を味わうことで、この不安を払拭し、安心して目の前の作業に集中できるようになるのです。

たたき台作りのような創造性が求められる作業では、この心理的な効果は特に重要です。「うまくいかないかもしれない」という不安があると、アイデアが出にくくなったり、判断に迷ったりしがちです。

しかし、「順調に進んでいる」という実感があれば、より積極的に案を考えたり、大胆な提案をしたりすることができるようになります。

また、小さな達成感の積み重ねは、最終的なたたき台の質にも影響します。ひとつひとつのタスクを丁寧に完了していくことで、全体として一貫性があり、抜け漏れの少ないたたき台を作ることができます。

著者の萩原雅裕氏が実際にたたき台をつくったり、アウトプットをレビューしたりする際に多用している「仕事の構造方程式」を紹介するイベントが東京、大阪などで開催決定。詳細はこちら

逆に、焦りや不安を抱えながら作業していると、重要な点を見落としたり、論理的な構成が崩れたりするリスクが高まります。

このように、達成感を意識的に活用することで、作業効率の向上と質の確保を同時に実現できるのです。限られた時間で良いたたき台を作るためには、達成感を味わいながら、着実に仕事を進めていくことをお勧めします。

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